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第13回☆お庭づくりワークショップ開催のお知らせ→終了しました。
2019.03.30
Scale-5では、4月21日(日)に、お庭づくりワークショップを開催させていただきます!
今回は、「ハーブ&ベジタブル寄せ植え体験」と題し、
野菜ソムリエ監修のもと、様々なお野菜やハーブ類の寄せ植えを体験できます!
(つくった寄せ植えは一部お持ち帰りもできます!)
また、専門デザイナーによる「そと空間活用術」と題した講座も含め
メーカー様による春に似合ったお庭アイテムの紹介など、様々な企画で盛りだくさんです!
皆様のご参加を心よりお待ちしております☆
詳細は以下リンク先を参照ください。
7周年のご挨拶☆YouTube配信開始
2019.03.10
Scale-5はこの4月、おかげさまで開店7年目を迎えることとなりました。
手づくりの小さなデザイン事務所にもかかわらずご支持くださるお客様に、そして応援してくださる協力業者様に、この場を借りて心よりお礼申し上げます。
今年は新元号・消費増税など歴史的出来事がある一方で、建設業界としては消費者全体の「買い物」に関する価値観・志向がより加速的に「二極化」の方向へ向かうと予想されます。
例えば、タマゴは1パック60円の土曜日に限って購入し節約、スマホは多少不便でもキャリアを乗り換えてノンブランドで節約する。外資系の自動車保険への乗り換えなども同様ですが、こうした「長期的・日常的な支出」は抑えつつ、いざ車を買う、旅行をする、家を買うといった局面、つまり「一時的・非日常的な買い物」ではこの日常的節約の分、より自分らしく、高品質なものを、思いきり贅沢にチョイスをする。という価値観、といったところでしょうか。
私どもScale-5でのお買い物は、特性としては後者の部類となります。コダワリのマイホームづくりの延長線上に、「そと空間(お庭・外構)にも個性とクオリティ、そして暮らしを豊かにする仕掛けが欲しい」というご要望に向けて商品を制作するという点です。
こういった「一点モノ」をお求めになるお施主様の増加傾向をふまえ、7年目となるScale-5ではより一層工夫をこらし、ご希望を叶えられる空間づくりに向かって精進して参ります。
また当店ではこの春、新たな取り組みのひとつとして、YouTube(ユーチューブ)による動画配信を開始いたしました。内容に関しては、既にコダワリの空間づくりをお求めの方に加え、DIY(自作)志向の方、具体的な庭の楽しみ方を覗いてみたい方など、様々なニーズにお応えしてゆけるチャンネルとしてゆく予定です。
その他にも、2019年は新たな企画満載で運営して参りますので、どうぞ今後ともScale-5をよろしくお願いいたします。
店長・デザイナー 川﨑佳史
第12回☆お庭づくりワークショップ開催のお知らせ→終了しました
2019.03.03
Scale-5では、3月17日(日)にもお庭づくりワークショップを開催させていただきます!
今回は、「プロから学ぶ、お庭と外構」と題し、
春に向け、お家の外周りをお考えのお客様に大変役立つ講座内容となっております。
その他プレゼント抽選会など、ご家族で楽しめる企画も盛りだくさん。
皆様のご参加を心よりお待ちしております☆
詳細は以下リンク先をご参照ください。
第11回☆お庭づくりワークショップは建築士が講師です!→終了しました
2019.01.31
緊急告知★午後の部、追加開催することになりました!お気軽にお越しくださいませ。
昨年の豪雪はちょうど今頃でした。現状、2019年は暖冬傾向の無災害で、拍子抜けするくらいの過ごしやすさですが、雪害は短期間の気象状況の偶然が重なり急に発生するとのことで、是非とも雪への備えをいただきたいと切に願うばかりです。
さて、表題の件、11回目となる今回は番外編と致しまして、Scale-5としても初の試み、
「コラボレーションワークショップ」
でございます。一級建築士ご夫妻をお招きしての、「コダワリのお家づくり講座」の開催と銘打ちまして、
午前(9時45分開場)
「はじめての建築講座」(初心者向けマイホームづくり講座、一級建築士による建物デザインスライドショー)
「一緒に考えようおうちの間取り」(実際に手を動かして楽しめるワークショップ)
午後(12時45分開場)
「新築マイホーム無料相談会」
という、マイホーム一色の終日イベントとなります。
通常、「マイホームを建てよう」と思い立った方がまず行うのは、総合住宅展示場巡り、及び住宅雑誌購入の2つだと思いますが、一般に敷居が高いと感じがちな「一級建築士」から優しくお家づくりを学べる機会はなかなかないのではないでしょうか?お子様向けDIYキットづくりをはじめとして、全てご参加無料です。ご新築を計画中の方はお気軽にお問合せ・ご予約くださいませ!
↓詳しくはコチラをクリック↓
2019年 年頭のご挨拶
2019.01.08
あけましておめでとうございます。昨年中も関係者の皆様方には大変お世話になりました。
当店はこの春よりオープン7年目に突入いたします。これもひとえに、ご指名くださるお客様、又、当店のモノづくりに素晴らしい力をお貸しくださる施工業者様・メーカー様・各メディア様のご協力あってのものと、例年に増す深い感謝の念でいっぱいです。
2019年のScale-5も、よりパワーアップしたデザイン提案、各種企画で皆様のご期待にお応えして参ります。「個性的で上質な空間づくり」をお求めのオーナー様、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。本年もスケールファイブをよろしくお願いいたします。
デザイナー募集中(未経験者歓迎)→ホームページ内「店舗情報」をクリック!
代表・デザイナー 川崎佳史
(写真は昨年末、FMえぬわん出演時、ポテトシスターズさんとの一幕)
年末大掃除、年末年始の営業について
2018.12.20
今年も気が付けばあとわずか。クリスマスや冬休みとイベント盛りだくさんの時期ですね。そして忘れてはならない年末の一大イベント大掃除、先日Scale-5の事務所もスタッフ全員で取り掛かりました。書類整理や普段届かない場所のホコリ取りなどなど、終わってみれば事務所が倍の広さのようになり、またすっきりと新たな気持ちで新年を迎えられそうです。
さて、年末年始の営業スケジュールをお知らせします。
12/24(月)まで 通常営業
12/25(火)~1/9(水) 休業期間
1/10(木)より 通常営業
今年もScale-5にご支持をいただいた皆様に心より感謝申し上げますと共に、来年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは皆様よいお年をお迎え下さいませ。
金沢庭園めぐり
2018.11.30
日本三名園の一つを持つ金沢。その金沢の魅力を改めて感じよう!というわけでお天気にも恵まれたこの日、金沢庭園めぐりをしてきました。
まずは最高の青空とともに眺めたイチョウと赤レンガの四高記念館。明治に建てられたこの建物は、国の重要文化財にも指定されているとのこと。レンガの積み方は一列目を横に長く並べ、二列目を縦に積み、三列目はまた横に積むというイギリス式。ちなみにフランス式は同じ列に縦横を繰り返す積み方だそうです。
次に目にしたのは香林坊メインロードの雪吊り。小さな木にもしっかり縄がかけられ、遠くから見るとクリスマスデコレーションにも見える!?どこの街を訪れても中心地は同じような雰囲気に感じますが、この風景は金沢ならではなのでは。
そして香林坊から徒歩10分程で行けることにも驚いた長町武家屋敷。土塀や立派な数寄屋門、用水の流れを眺めながら訪れたのは武家屋敷跡 野村家。ミシュランにも選ばれたというお庭を持っており、濡れ縁に迫った池は2段式になっていて、大野庄用水から引き込まれたという水の透明さに目を引かれました。また雪よけのためなのか灯籠がかぶっていた藁のようなものもインパクト大。
それから用水に沿って中心部に戻り、ステンドグラスの神門を持つ尾山神社を通り抜けて訪れた玉泉院丸庭園。かつては藩主の内庭として使われていた庭園で、明治期に廃絶されていたものを発掘調査や絵図、文献などに基づき設計され、平成27年3月に再現されたお庭だそうです。まだ再現されたばかりということもあり松の木が小さくてさみしい感じで、やっぱりお庭は年月を重ねて育っていくものだと思いました。回遊庭園のようでしたが、中に入れなかったのが残念。
その後訪れたランチのお店は柿木畠にあるビストロアンサンブル。家では絶対に作れないシャンピニオンソースの鶏もも肉、めちゃめちゃ美味しかったです。
それから21世紀美術館を横目で見つつ、最後に訪れたのは金沢と言えばの兼六園。紅葉と青空のコントラスト、圧巻でした。雪吊りも見事。架け橋には地元の高級石、戸室石がふんだんに使われおり、この地方の自然素材の豊富さも感じました。(金沢城の石垣の大半もこの戸室石)ちなみにこの戸室石、石焼き芋をするのに最適ということで今はAmazonなどでも売れているみたいです。私も買ってみようかな。
最後に今回の庭園めぐりを通して一番驚いたのが、江戸時代に皇居や京都の桂離宮を作庭した小堀遠州の名前が野村家庭園にあったことです。加賀藩の文化アドバイザーとして兼六園設立にも関わっていたようで、加賀はこの時代の芸術活動の拠点としても注目されていたらしいです。金沢といえばアートなイメージはこの時代から受け継がれているのかなと思いました。昔ながらを活かしつつ新しいものをうまく取り入れていく文化、これが金沢の魅力につながっているのではないかと感じた1日でした。
お庭づくりワークショップ☆第10回・DIYキットづくり最優秀賞発表!
2018.11.18
11/11(日)に開催しました「お庭づくりワークショップ☆第10回」にて開催させていただきました、DIYキットづくり!!!
多くの皆様にご参加いただき、大変感謝しております。
本日は、皆様に作成いただいたモザイクタイル・フォトフレームのコンテスト結果を発表させていただきます。
おめでとうございます!あえて黄色を使わない大人っぽい配色が受賞の決め手でした!
第10回☆お庭づくりワークショップ開催のお知らせ→終了しました
2018.10.29
Scale-5では、11月11日(日)にもお庭づくりワークショップを開催させていただきます!
今回は、「住まいから考える外構とは」と題し、
春に向け新築をご予定のお客様に大変役立つ講座内容となっております。
もちろん、外構だけでなくお庭のお悩みご相談も受け付けます!
その他プレゼント抽選会など、ご家族で楽しめる企画も盛りだくさん。
皆様のご参加を心よりお待ちしております☆
詳細は以下リンク先を参照ください。
西日本自転車研修旅2018秋★レポート(デザイナー川崎)
2018.10.19
秋風が心地よい10月、かねてより実行を見計らっていた「自転車研修旅」に行ってまいりました。ロードバイクによる総距離700km7日間のビギナー旅です。
「今昔の 庭の輪ぞ行く 紅葉路」
と銘打ち、新旧の建築・庭・外構・街並みが、南下に従いいかに変化してゆくのか?を程よいスピードで感じながら、新たな領域のそと空間づくりに生かす目的です。
初日、Scale-5店舗より元気よくスタート、福井市越前海岸沿いの民宿まで80km、不慣れな自転車旅で体力の衰えを痛感しますが、マスターの温かみある出迎えとサザエつぼ焼き(なんとこれだけ食べて100円!)のサービスでやる気復活です。
越前海岸はなんて長いのでしょう!2日目もずっと右手に海、国道305号線でひたすら敦賀市を目指し、75km。海沿いの漁村特有の「鎧張り」と呼ばれるこの外壁、大変理にかなった工法で、港町の風情を感じる建築ですよね。海の幸を堪能した後、宿泊先では設計の仕事もやっております。
3日目は100km。いよいよお尻が痛い(ロードバイク初心者の初期症状)。初めてのパンク経験、近くに自転車屋さんがあってラッキーでした。素晴らしい晴天、旅の苦しみとの対比によるものか、琵琶湖は極めて美しいと感じました。滋賀県境、京都府境、2つの山越えは体力を奪いますが、京都駅では金沢美大時代のクラスメイト(二人とも業種違いのデザイナー)が焼肉・栄養ドリンクとともに待っていてくれて、久しぶりにデザイン談義に花が咲きました。やっぱり京都は素敵な街だなぁ・・・。ここで、台風接近のニュースが入り、サンダーバードで一度野々市に帰り、一週間後に再出発することとなります。
4日目は大阪府経由の兵庫県明石市着100km。淀川沿いのサイクリングロードは大変快適で、河川敷ですから当然、河口に向かい緩やかに下り続けるルートでした。交差点も少なく、安全の観点からも川沿いは狙い目ですね。川崎は大学卒業後、神戸市の専門学校でエクステリアとガーデンを学んだことがある中、当時のバイト仲間にも再会でき、感激でした。明石大橋を過ぎしばらく、宿泊場所近くでは名物「明石焼き」をいただき、しっかりと睡眠をとりました。そろそろお尻痛もなくなってきた頃です。
5日目、岡山市へはこの旅最長距離130km12時間運転。太平洋沿い強めのアップダウンロードも強烈で、さすがに疲れました・・・。岡山駅では前職の元同僚お2人(現在はそれぞれ岡山でガーデンデザイナー)と一献、これからのエクステリア&ガーデン業界についての情報交換と熱い議論で盛り上がりました。
6日目ともなればこの修行のような毎日に慣れてきます。広島県東部の三原市まで100km、前日に比べれば随分と近い!尾道市の西隣のこの都市では、尾道ラーメンはもちろん、ハーブを餌に育てる「神明鳥」なども大変美味でした。途中偶然、先般の豪雨被害を受けられた地域を通過、この時、数キロにわたり続く被災建築物に心が痛みました。泥で汚れた瓦屋根が、水没の事実を物語っていました。ただ同時に、この区間を走る間中、大工さんの金づちの音が・・・。それは復興に向け前を向いて進む、強い人々の心音に聞こえました。
7日目は自転車移動の最終日。広島県西部の宮島口へ。快晴に恵まれた瀬戸内海の美しさは、同様に海のきれいな金沢生まれの川崎でも息をのむほど。またこの瀬戸内海、本州からはいつでも海の向こうに四国や離島が見えていて、この風景自体が我々石川県民には不思議な感覚なのです。近畿中国地方はサイクリストに寛大だとは聞いていましたが、路肩の幅、凹凸の無さなどで、広島市手前の国道31号線が走りやすさNO.1でしたね。スピードにも乗って、120kmがあっという間に感じました。宿泊先近辺では「広島焼き」をいただき、明日に備えます。
「もみじ路」最終8日目は、この研修の最終目的地、「厳島神社」を早朝から散策。片道180円、近所の小学生も利用するこの宮島行きフェリーは、地元の方の通勤通学の足でもあり、10分毎に出航しています。干潮時期の大鳥居は根元まで近づけて、本州をバックにして淀みない青空に映えます。「本当にここまで来たんだなぁ」という実感がようやく湧いてきました。寝殿造りの荘厳な建築物はもちろん、五重塔や庭園、そして街並み自体の美しさ。「この島そのものが神様」という信仰の趣にうなづけるロケーションで、大満足です。
この日のうちに、山陽新幹線とサンダーバードを乗り継ぎ、Scale-5に戻りました(たった5時間・・・)。トラックが真横スレスレを通過したり、山の中で道を間違えてるうちに暗くなったりと、様々な恐怖もありながら、なんとか無事にやり遂げられました。そんな中この研修旅行で最も印象的だったこと、それは
「極めて小さなリュックひとつでも、人はどこまでも走り続けるられる」
という事への気づき。そこには、親切親身に助けてくれる現地の人々、そしてそのコミュニケーションの為に少しだけ勇気を出せる自分自身も必要不可欠ではあるわけですが。
オトナになると見えなくなる、自分の弱さ、そして自分のチカラ・・・二つの再認識を行ったり来たりしながら泥臭く過ごした8日間は、川崎の宝物となりました。
Scale-5は来年、7年目を迎えます。
この「極限までシンプルであることの意義」を私たちの事業に重ね合わせ、この目で見たもの、この全身で感じたことを生かし、新しいデザイン領域、新しいサービスへと向上させてゆこうと考えております。最後に、お客様・職人さん・Scale-5スタッフ、そして関わっていただいた全ての方々に、心からのお礼を申し上げます。