バラを主役にするアーチ外構(石川県金沢市)

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コンセプト

「どんどん増えてしまった、300鉢のバラたち。どうしましょう?」

趣味が高じて、気がつけば膨大な数のバラの鉢を育てていたオーナー様。
その愛すべき「困り事」が、実は新しい外構デザインへの招待状だったのです。

つる性のバラを這わせるなら、上部に構造物が必要。
そこで採用したのは、鉄骨車庫とアーチゲートの一体化という大胆な設計。

さらに面白いのは、このバラアーチをコンクリートベンチと連動させたこと。
外構のあらゆるパーツが、単体では完結せず、全体の中で互いに関係性を持ちながら配置される。

各要素がモノフォルム(一つの形の世界観)として調和する時、空間全体が持つポテンシャルがより引き出されるのだと思います。

こうして、300鉢のバラは、単なる「お花の集合」から、一つの「生態系」へと変わったのです。

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